焼却炉に気がつかなかったのは、木々に隠れていた、というだけじゃなく、使用後、いちいちしまっているようです。
持ち歩きできる軽いやつですね。
もしかして、うちから見えない場所で使うこともあったかもしれません。
今日は外出して、暗くなってから帰って来たので裏の家かどうか分かりませんが、やっぱり焦げ臭い臭いが辺りに漂っていました。
実はこの家だけはない、という気持ちもありました。
と、いうのは以前、こちらのお宅のご主人がかつて電磁波過敏症を患い、歯科治療で回復したと伺っていたからです。
電磁波過敏症と化学物質過敏症。
違うものですけど、併発しやすい病気です。
電磁波過敏症患者も、化学物質過敏症患者ほどではないにしろ、化学物質その他環境汚染には気を配っているはず、という思い込みがありました。
あんまりだ、と先日書いたのにはそういう背景があります。
まさか気軽に野焼きするようなお宅の隣に引っ越してしまうとは、という気持ちと、同じ患者仲間と思っていたのに、という気持ち。
発症しても簡単に治ったせいなのでしょうか。
すごく腹が立って、怒って泣き喚きました(家の中でね)
他人のことなんて全然考えてない、こんなに辛くて、具合が悪いのに。
でも、少し落ち着いて来て、それもこれも私の勝手な思い込みだったんだな、と思いました。
電磁波過敏症を患った経験があるからって、みんながみんな化学物質に気を配るわけじゃない。
それに、私がお隣(というか裏)の家の落ち葉焚きで、具合が悪くなって苦しんでいる、ということを向こうは知らない。
もしかしたらぶつぶつ「煙い!」とか文句言っているのは聞こえることもあったかもしれないけど、(洗濯干しながらぶつぶつ言ったりしてましたから)それで具合が悪かったということまで想像つかなくても仕方ありません。
だから、とにかく伝えるだけ伝えてこようと思います。
ちゃんと、冷静に落ち着いて話せると思った時に。
面倒でも自治体のゴミ回収に出してくださいってお願いして来ます。
それでも面倒がって燃やすかもしれない。
その時は「他人のことなんてどうでもいいと思っているひどい人」と文句を言っても間違っていないでしょうけれど、今はただ、「そういう野焼きによる健康被害についての知識のない人」です。
知らない事はしょうがない。気をつけようがないですよね。
勝手な思い込みでひどいひどい言ってちゃいけないなと。
とにかく話す。
もしかしたらすぐやめてくれるかもしれない。
普通の人は大抵の場合、善人なんですから、別に他人を苦しめたいとか思っていないでしょ。
農家みたいに、山盛りの枯れ草があるわけじゃないし、少しばかり広い庭で、少々ゴミ袋が必要になってくるのと、ゴミ捨てに行く手間がかかるだけ。
その手間を惜しむかどうかは私の問題じゃない。
まずは私にできることをやるだけやってみなきゃね。
あとは相手の問題だから。